発達障がい児のリトミックのやり方絵本「ぴっちゃんぽっちゃん」で歌とことばのリトミックをする方法
発達障がい児のリトミックのやり方ってどうやるの?
発達障がい児を教えるのは、難しそう。
あそびうたリトミックの新しいメソッド、カホンDE絵本メソッドは、すべてのお子様が楽しく参加できます。
あなたの他にアシスタントがいなくても、ひとりでリトミックの先生ができます。
私は、8年間、ダウン症、自閉症(自閉症スペクトラム症)、LD(学習障害)AD/HD(注意欠如・多動性障害)アスペルガー症候群(高機能広汎性発達障害・高機能自閉症)等の個性豊かな子供たちに、リトミックの指導案を作り、実際にレッスンをしてきました。
カホンDE絵本は、子供達とのセッションで出来上がったメソッドです。
簡単!楽しい!すぐできる!あそびうたリトミックのミッションに叶ったラインナップです。
絵本「ぴっちゃんぽっちゃん」は、雨の音をリズムで表現
こねこのプチュ絵本「ぴっちゃんぽっちゃん」accototo作・絵 ふくだとしお+あきこ
ぴっちゃんぽっちゃんみずのおと
きょうはあめがふってるね
あめがいっぱいあつまって
かわいいかおがうつってたよ
ぴっちゃんぽっちゃん
絵本「ぴっちゃんぽっちゃん」は、こねこの視点から見えてくる雨の日の1コマを、優しく、柔らかく描いています。
絵本作家のacototoさんは、ご家族で長野に住んでいらっしゃいます。そのためか、豊かな自然の匂い、質感、を絵本から感じます。
ページを開くと、視点が、こねこのプチュに変わります。普通の読み聞かせで読んでも、子供達が大好きな絵本です。
普通の絵本の読み聞かせに、リズムを加えて、言うなれば、3D、4D構造にするのが、カホンDE絵本の魅力です。
さて、どのように子供達に伝えましょうか。
ある日の発達支障がい児のための放課後等デイサービス。
出張あそびうたリトミック教室でカホンDE絵本が始まります。
私は、絵本の導入に、「ぴっちゃん、ぽっちゃん」をリズムに置き換えて、お話しを話し始めます。
ざわついていた子供たちの心に、なにが始まったのかな?スイッチが入ったようです。
カホンDE絵本メソッドでは、ページをめくる「間」が、重要。
ページとページの「間」が間延びしないように、毎回、工夫をします。
今回は、ページとページの間に「ぴっちゃん、ぽっちゃん」のことばリズムを入れました。
リズムと響きの世界に飛び込む楽しさ
心の世界に、雨の足音が響きます。
視覚からは、こねこの見える世界。
みずたまり、ちょうちょ、かたつむり、かえるの仲間たち。
普段、けたたましい音の中に私たちはいます。
心の世界をのぞき、小さな動物の視点になってみると、やわらかくて静かな音の世界が広がっています。
いつものカホンでは、4分音符、8分音符を組み合わせる、リズムのノリを叩いています。
「ぴっちゃん、ぽっちゃん」は、シンコペーションと、雨音の表現です。
ひとりずつカホンで叩き、絵本のお話しの主人公になりました。
リズムは、絵本のお話しを立体的にします。
子供達を主役にするカホンDE絵本メソッド。
あそびうたリトミックメソッドの新しいメソッド、カホンDEメソッドをあなたのレッスンプランに加えてみませんか?
カホンDE絵本メソッドのやり方は、講座で詳しくお話しします。
カホンDE絵本メソッドインストラクター認定講座は、こちらです。