発達障がい児のリトミックのやり方・絵本「だいすきぎゅぎゅ」と8ビートのリズム
発達障がい児のリトミックのやり方ってどうやるの?
発達障がい児を教えるのは、難しそう。
あそびうたリトミックの新しいメソッド、カホンDE絵本メソッドは、すべてのお子様が楽しく参加できます。
あなたの他にアシスタントがいなくても、ひとりでリトミックの先生ができます。
私は、8年間、ダウン症、自閉症(自閉症スペクトラム症)、LD(学習障害)AD/HD(注意欠如・多動性障害)アスペルガー症候群(高機能広汎性発達障害・高機能自閉症)等の個性豊かな子供たちに、リトミックの指導案を作り、実際にレッスンをしてきました。
カホンDE絵本は、子供達とのセッションで出来上がったメソッドです。
簡単!楽しい!すぐできる!あそびうたリトミックのミッションに叶ったラインナップです。
絵本「だいすきぎゅっぎゅっ」が8ビートと相性が良い理由
絵本「だいすきぎゅっぎゅっ」は、大好きなママの愛情でふんわり、やわらかくなります。
正直言うと、カホンDE絵本で使う絵本を選ぶときに一番選ばないタイプの絵本です。
絵本が悪いのではないですよ。相性の問題です。
ママ大好き系の絵本は、情感に働きかける、音楽で言うと、バラードな感じ。
カホンDE絵本は、基本は8ビートです。
8ビートのリズムに情感たっぷりのことばが合うのだろうか・・・。
絵本のことばとストーリーを、確かめます。
途端、認識が360度覆りました。
もしかして、カホンと相性抜群かも・・・・。心の声がしました。
絵本を選ぶとき、直感は大事です。
8年間の読み聞かせ歴とあそびうたリトミックの蓄積された経験値による直感と、リトミックを曲から作り上げてきた経験です。
最終的な決め手は、ことばのリズム、「だいすきぎゅぎゅ」。
早速、発達障がい児のための放課後デイサービスの出張あそびうたリトミック教室で、カホンDE絵本をやってみました。
まず、子供が叩くカホンのリズム合わせて、私が本を読み始めます。
さて、どうなるでしょう。
なんということでしょう。(笑)
子供達の目が輝きました!
ことばを聞きながら、リズムを合わせようと一生懸命な子も!
手応え、ばっちりです。
普通の本読みとは、一線を画しています。
先日、あそびうたリトミックの認定講師の先生に、「カホンDE絵本メソッド」の動画を見てもらいました。
すると、「私が思ってたのと、全然違いました。」の声。
そうです。
カホンDE絵本は、新感覚です。
例えると、ミュージカルが近いです。
ミュージカルは、セリフがメロディです。そして、高揚感をリズムで表現しますね。
映画とミュージカルの違いが、普通の読み聞かせとカホンDE絵本の違いに近いです。
カホンDE絵本の魅力は、つながれること。
リズムは、人と人がつながれることを実感しています。
「私もやりたい!」「僕もやりたい!」
今回もたくさん手が挙がりましたが、あいにく、時間切れになりました。
「ごめんね。また、やろうね。」と、私。
次回のレッスンでは、普通の本読みとの違いを、子供達に感じてもらいます。
ひとつぶで倍おいしい、絵本の時間になりますよねー。(笑)
講座では、さらに絵本とことばのリズムの世界を深掘りします。
より理解を深めて頂くために、カホンDE絵本の参加者になって頂きます。
楽しいですよ。