ボーカル講師の仕事をしてみたい。
準備は何をするのかな?
どんな生徒さんに何を教えればいいのかな?
そんなあなたに、ボーカル講師の魅力を伝えたいと思います。
1. ボーカル講師としての日々の営み
私は、歌とピアノを教えています。歌うことは音楽の理解を深めます。
今まで、子供から大人まで、たくさんの生徒さんと関わってきました。そして、生徒さんと共々「歌うこと」の喜びを深めていくことができたと思います。
ピアノの1音だけの左手の伴奏と歌と組み合わせるだけでも、自分だけの音楽の世界が広がります。
聞くこと、歌うこと、表現することが一つになります。
日々のレッスンでは、生徒さん個々の歌う喜びを引き出すように心がけています。
そのためには、綿密な準備が必要かな?と思われるでしょうか?
そんなに固く考えなくても、大丈夫です。
例えば、医者と患者という立場を考えてみてください。医者は患者の様子を見て、薬という処方をします。もちろん、医者になるためには、豊富な知識が必要ですが、現場は、目の前の一人の患者と向き合っています。
現場のレッスンの準備は、今までの経験や知識がものを言うのです。
事前のレッスンの準備は、自信と経験です。目の前の生徒さんが満足するレッスンはまず生徒さんと向き合うことが始まりです。
スケジュール管理は、無理なく、生徒さんの進捗に合わせて、進めましょう。
ちなみに、私は生徒さんの練習計画表を作って、お渡ししています。自宅練習のやる気が起きると好評です。
2. 生徒とのコミュニケーションと成長
・生徒たちとの関わり方やレッスンでのコミュニケーションについて
生徒さん達との関わり方は、一貫しています。
日常のコミュニケーションと同じで「聞くこと」です。その上で、何をどう達成したいのか、その目標の背景はどうなのか共有させてもらっています。生徒さんと伴走させてもらっていると言う感じでしょうか?
ともに同じ山を目指して、歩く感じですね。とてもやり甲斐がある仕事です。
「高い音を出したい。」「憧れの曲を歌えるようになりたい。」生徒さんの具体的な目標があります。
まずは、形にしてあげることが、ボーカル講師の技量です。
自分の歌を客観的に聞く形になって、はじめて、次は「こう歌いたい。ああ歌いたい。」が出てきます。
理想の歌唱のために、何をどうしたらいいのか?具体的に改善点を紐解いて行きます。
できていると思い込んでいることに盲点があります。
難しいことをすることより前に、歌詞を覚えるとか、音はとれているとか、基本的なことをきちんとすることで劇的に歌唱力が向上したことがたくさんありました。
3. レパートリーの選曲とアレンジ
- ボーカルレッスンにおける適切な曲の選定とアレンジのアプローチ
レパートリーは、生徒さんと相談して決めます。
アニメソングやディズニーソング、学校でやった曲、流行曲などなど、馴染みのある曲を選ぶケースが多いです。
アレンジは、初級、中級、上級などレベルに応じて選びますが、ボーカルの場合は、メロディがある楽譜を用意しています。
楽譜なしで耳で覚える生徒さんが多いのですが、指導する場合に役立ちますので用意しましょう。
歌いたい曲をメインにレッスンをします。
生徒さんの個性に合った曲の提案は、生徒さんの音楽の世界を広げることでしょう。
ロック、ジャズ、ボサノバ、演歌などなど、ジャンルのレパートリーを増やすことも考えてみてください。
4. ステージへの準備と本番の緊張
・生徒たちとのパフォーマンスや発表会のリハーサルに対する取り組み
人前で歌って、フィードバックを得ることは生徒さんの成長を加速させます。
どう聞いてもらいたいのか、何を伝えたいのか、生徒さんと話し合い、人前で歌うことの意味を深めましょう。
・本番における緊張と克服のエピソード
本番が近づくと、やはり、落ち着かなくなるものです。失敗したらどうしよう。本番で声が出なかったらどうしよう。
いろいろな思いになるのが人間というもの。
しかし、理想通りの本番にならなくても、経験という財は確実に積まれていきます。
まずは成長を目指しましょう。
緊張は、呼吸を繰り返すことで、身体が緩みます。また、練習段階から歌っている時のイメージを十分にすることで、最高のパフォーマンスへの準備が整って行きます。
普段の練習から、呼吸やイメージを習慣づけましょう。
5. ボーカル講師としてのキャリアの魅力
・ボーカル講師としての仕事の面白さややりがい
ボーカル講師としての仕事の面白さは、生徒さんの歌の成長のサポートができること。
人に喜ばれる仕事は、やり甲斐を見出すことができます。
・学びと成長をもたらすキャリアの魅力
また、生徒さんの成長とともに、自分の成長を感じられるのも、キャリアの魅力の一つです。
6. ボーカル講師の役割と責任
・ボーカル講師としての役割と責任について
ここまで読んでもらったあなたに、ボーカル講師の役割や責任がイメージできたでしょうか?
ボーカル講師は、生徒さんを主役にする仕事です。
生徒さんが、歌を通して、人生の素晴らしさを感じられるようにサポートし、あなた自身も満足の人生を送ってくださいね。
・生徒たちの音楽への情熱を引き出す方法
音楽への情熱を引き出す方法は、1歩ずつでも、「できた」という自信を得てもらうことです。
あせらず、丁寧に、取り組んでみてくださいね。
7. 終わりに
・ボーカル講師としての仕事の魅力と、音楽との深い結びつきについての締めくくり
ボーカル講師の仕事の魅力が伝わりましたでしょうか?
音楽は人生を彩ります。仕事はやり甲斐です。
音楽が好きなあなたが、音楽を仕事にすることは、紆余曲折あったというしても、充実した人生を約束してくれるはずです。
あなたの成功を心から祈っています。
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