一般社団法人 国際あそびうた音楽協会

一般社団法人 国際あそびうた音楽協会

リトミック ・ピアノ・ボーカル・カラオケ講師資格を取得して大好きな音楽で楽しく仕事をしませんか?

音楽教育

音楽と手話のレッスンで、子どもたちが講師と一緒にキーボードと手話表現を楽しんでいるイラスト。『音楽と手話で育まれる いのち・ちきゅう・こころ』のタイトル入り。

昨日は放課後等デイサービスにて、
あそびうたリトミックの専門プログラムを実施しました。

今回のセッションは、
① 手話 × 発声 → ② 一人ずつのキーボード演奏 → ③ 手話歌
という流れで構成し、音楽・身体・言語の働きが自然に統合されるよう設計しています。


① 手話 × 発声

手話の動きに合わせて声を出す活動では、
身体図式の確立・呼吸調整・音声の方向づけが促されます。
視覚的な情報と音声が一致しやすいため、
発達特性のある子どもたちも安心して取り組める導入となりました。

② 一人ずつのキーボード演奏

鍵盤に向かう時間は、
「どの音にするか」「いつ弾くか」という
自己決定と予測可能性の育ちが最もあらわれる瞬間です。
音を選ぶ → 試す → 発表する
というプロセスの中で、
注意の切り替え・聴覚認知・微細運動が段階的に引き出されました。

③ 手話歌

最後は、歌詞の意味を身体で表しながら歌う手話歌。
ことば・動き・感情が一致しやすく、
情緒の安定・共感性の育ち・自己表現の拡張につながります。
子どもたちの表情がやわらぎ、
「気持ちをこめて歌う」経験が自然に生まれていました。


🌈 音楽 × 手話 × 身体表現が生む、安心と主体性

音楽は、
視覚・聴覚・触覚が同時に働くことで、
その子が“今できる力”を安全に引き出す場をつくります。

昨日のレッスンでも、
それぞれが自分のペースで取り組みながら、
音と動きの中で表情が変化していく姿が印象的でした。

今後も、
あそびうたリトミック × 感覚統合 × 手話表現
という協会独自のアプローチを通して、
子どもたちの創造性と自己表現力を育んでいきます。

Yesterday, we conducted our Asobiuta Rhythmic Program at an afterschool day service.
This session was designed to integrate music, sign language, body movement, and vocal expression, allowing children to engage through multiple sensory channels in a safe and supportive environment.


1. Sign Language × Vocal Expression

We began with sign-supported vocal activities.
The combination of gesture and sound strengthens:

  • body schema awareness

  • breath control

  • directionality of voice

  • visual–auditory integration

For children with developmental differences, the clear visual cues provided by sign language help create predictability and emotional safety during the warm-up phase.


2. Individual Keyboard Performance

Each child then approached the keyboard one by one.
This process naturally supports:

  • self-determination (“Which sound should I choose?”)

  • temporal prediction (“When should I play?”)

  • auditory discrimination

  • fine motor coordination

Trying a sound → adjusting it → sharing it with others
creates a structured pathway that fosters confidence and focused attention.


3. Sign-Language Song

In the final activity, children sang while expressing the lyrics through sign language.
This multimodal approach helps:

  • emotional regulation

  • development of empathy

  • deeper comprehension of the lyrics

  • expansion of expressive abilities

We observed many moments where feelings, gestures, and music aligned beautifully.


Integrated Approach: Music × Sign Language × Sensory-Motor Engagement

Music activates emotional, auditory, and motor pathways simultaneously.
Because of this, it becomes a uniquely effective tool for drawing out the child’s current strengths in a safe, joyful manner.

In this session as well, each child engaged at their own pace,
and the combination of rhythm and gesture supported natural expression and emotional stability.

Going forward, we will continue to advance our unique approach combining:

Asobiuta Rhythmic Education × Sensory Integration × Sign-Language Expression,
to nurture children’s creativity, communication, and sense of self.


YouTubeに「3言語あそびうた」の日本語ダイジェスト版を先行公開しました。
この歌は、音楽と言語、そして身体表現を同時に育てることをテーマにしています。

冒頭の動きは、ヨガの太陽礼拝をイメージしています。
息を吸いながら腕をゆっくり上げ、「おひさま こんにちは」と身体で表現するところから始まります。
言葉を「口で言う」のではなく、「動きとともに感じる」ことで、子どもにとって自然にインプットされていく構成です。

―――

<歌詞の一部をご紹介します>

おひさま おひさま
こんにちは
おひさま おひさま
ぽかぽか

はな はな
こんにちは
はな はな
きれいね

続くサビでは、ことばと動作が一体化します。

ぱちぱち ぱちぱち
てを たたこう
ふりふり ふりふり
てを ふろう

手をたたく・ふる・笑うといった動作は、
リズム認識・情緒表現・運動発達のすべてを含んでおり、
「知育」ではなく「体験としての言語学習」が起こるよう設計しています。

―――

今後の展開についてご案内します。

・日本語ダイジェスト版は公開済
・英語・ポルトガル語パートは、まもなく発売予定のKindle教材に収録
・さらに、歌に合わせた「手話版」も制作予定です

手話版では、ことばを音ではなく「視覚」「手の形」「表情」で表現します。

言語の入り口をひとつ増やすことで、発達特性のある子どもたちや、感覚的に学ぶ子にもアプローチできる形にしていきます。

―――



今後も、音楽を通して学びの選択肢を広げていければと思います。


よろしくお願いいたします。

こんにちは。KEIKOです。
 
 
絵本『にじいろルカくんとフィリアのひみつ』を、放課後デイのレッスンで子どもたちに読み聞かせしました。
 
 放課後デイでの音楽レッスン風景、子どもたちと講師の活動の様子
 

物語のクライマックス、手話をつけて一緒に歌うシーンで、 私が「泣かないで、泣かないで、笑顔つくろう」と読み上げ、 「さあ、一緒に歌おうか」と声をかけると、 隣にいた男の子がすっと立ち上がって、率先して歌い始めたんです。

実はこの歌詞は、私が制作した 手話と共に楽しめる歌『笑顔ON音(えがおん)のうた』の一節です。

その瞬間、胸がいっぱいになりました。

子どもたちのまっすぐな感性や表現は、本当に尊いものだとあらためて感じました。


『にじいろルカくんとフィリアのひみつ』ってどんな絵本?

この絵本は「感情を受け入れること」がテーマです。

にじいろルカくんとフィリアのひみつの表紙イラスト。感情を受け入れる力を育む絵本。

にじいろルカくんとフィリアは、あめのなか、にじにむかってあるいていきます。 そこで出会ったのは、しおれてしまった花と、心に涙を抱えた妖精フィリア。

かつて大切な友達と別れた悲しみを心に閉じ込めていたフィリア。 その過去と、魔女ミザルダの呪いによって心を閉ざしてしまった彼女を、 ルカくんの優しさと歌が少しずつ溶かしていきます。

そして──

『なかないで なかないで えがおつくろう』 という歌にのせて、ふたりの心が重なったとき、 フィリアの涙でしおれていた花たちが、少しずつ元気を取りもどし、 広場いっぱいに、美しい花が咲き始めました。

ラストは、フィリアが自分の気持ちを取り戻して空へと旅立ち、 ルカくんが次なる冒険へと踏み出すシーンへ。

感情と向き合うこと、誰かと分かち合うことの大切さを、 音楽とストーリーでやさしく伝える“歌う絵本”です。


レッスンでの活用に

この絵本は、(一社)国際あそびうた音楽協会の会員特典として提供されています。

● 放課後デイなどの療育現場 ● 幼児〜小学生向けの音楽レッスン ● 感情表現や表出をサポートする教育活動

など、幅広く活用いただけます。


会員になりたい方へ

この絵本をはじめとする教材の商用利用は、 協会の認定講師・一般会員のみ可能です。

一般会員になるには、認定講師養成講座の受講と試験合格が必要です。

詳しくはこちらです。


まとめ

子どもたちの表現を引き出す絵本の力。 音楽とともに、感情に寄り添うひとときを届けたいと思っています。

引き続き、絵本シリーズを通じて、 教育や療育の現場で「共感」と「表現」のサポートをしていきます。

 

楽器を演奏する子どもたちと音楽を楽しむ場面

こんにちは!KEIKOです。

今日はあそびうたリトミックサポートサークルで、「子どもたちの心にストーリーの根っこを植えて、幸せな道を歩く」というテーマを深掘りしました🌱。

あそびうたリトミックは、単なる音楽の時間ではなく、リズム教育を通じて子どもの成長を支えることが目的です。音楽やリズムが子どもたちの未来を形づくる「根っこ」となり、自信や力を育てていきます。

リズムやメロディに触れることで、感性や創造性も自然と育まれ、学習の基礎となる力が芽生えるのです。今回のサークルでは、その「根っこ」がどのように成長のサポートになるかについて、参加者と意見を交わしました。

参加者からは「今日も有料級でした!」という嬉しいフィードバックをいただき、あそびうたや音楽が子どもたちの未来をサポートしていることを実感しました。

また、リズムを体で感じ、表現することが、子どもたちにとって自信や自己肯定感の向上にもつながると、参加者同士の話題でも盛り上がりました。

このサークルは認定講師限定で行われていますが、子どもたちの成長を一緒にサポートする時間はとても貴重です。あそびうたリトミックを通じて、未来への幸せな道を共に歩んでいけることを楽しみにしています!

また、子どもたちが楽しみながら学べるように、これからも新しいコンテンツやアクティビティを取り入れていく予定です。

オトキャンの通信講座で、あそびうたリトミックを自宅で学びませんか?
子どもたちの未来を育むリトミックを、どこからでも受講できる便利な講座です!今なら限定の特典付きで、すぐに始められます。詳細は下記のリンクからご確認ください。

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こんにちは、KEIKOです。

今回は、皆さんからよくいただく質問にお答えする形で、新しい動画を作成しました。

「あそびうたリトミックと音楽療法、何が違うの?」

リトミック講師必見!あそびうたリトミックと音楽療法の違いを説明する画像。ピアノを弾く女性と子どもたちが音符と共に楽しんでいる様子が描かれています。

この質問に対する答えを、YouTubeでわかりやすく解説しています。

リトミックと音楽療法、それぞれの目的や方法、そして子どもたちに与える影響について詳しくお話ししています。音楽を通じて成長を支援する活動に興味がある方には、ぜひご覧いただきたい内容です。

👇 動画はこちらからご覧ください 👇

あそびうたリトミックと音楽療法の違いを解説する動画です

この動画が、皆さんの活動に少しでもお役に立てれば嬉しいです。感想やご質問があれば、コメント欄でお知らせくださいね!

では、素敵な一日をお過ごしください。


こんにちは、KEIKOです。自閉症のお子様向けピアノレッスンシリーズ第7回へようこそ。今回は「好きな音を見つける」という、とてもワクワクするテーマについてお話しします。

自閉症スペクトラム症のお子様は、音に対して独特の感覚を持っていることがあります。ある音に強く惹かれたり、逆に苦手な音があったりするかもしれません。このような個性を大切にしながら、音楽の世界を楽しく探索する方法をご紹介します。

音の宝探しゲーム

この活動は、お子様の好奇心を刺激します。

  • 準備:様々な楽器(ピアノ、鈴、タンバリン、木琴など)
  • 方法:
    1. 部屋の中に楽器を配置します。
    2. お子様と一緒に「音の探検」をします。
    3. 各楽器の音を聴き、お子様の反応を観察します。
    4. 「この音はどう?」「きれいだね」などと、お子様とコミュニケーションを取りながら進めます。

音色カードマッチング

視覚と聴覚を組み合わせた、理解しやすい活動です。

  • 準備:楽器の絵カード、実際の楽器
  • 方法:
    1. カードを見せながら、対応する楽器の音を聴かせます。
    2. お子様にカードを選んでもらい、その楽器の音を聴きます。
    3. 「この音は○○の音だね」と、音と楽器を関連付けます。

優しい音の探索

音への感受性が高いお子様にも配慮した活動です。

  • 準備:音量調節可能な電子楽器、必要に応じてイヤーマフ
  • 方法:
    1. 最小音量から始め、徐々に音量を上げていきます。
    2. お子様の様子を見ながら、心地よい音量を探ります。
    3. 様々な音色を試し、お子様の反応を観察します。

音の気持ち表現ゲーム

音楽と感情の結びつきを学ぶ、創造的な活動です。

  • 準備:ピアノ、感情を表す絵カード(笑顔、悲しい顔など)
  • 方法:
    1. 異なる音色や和音を弾きます。
    2. その音がどんな気持ちを表しているか、お子様に問いかけます。
    3. 感情カードを見せ、その感情にふさわしい音をピアノで探します。

これらの活動を通じて、お子様は自分の好きな音を見つけ、音楽により親しみを持つことができるでしょう。大切なのは、お子様のペースを尊重し、無理のない範囲で楽しむことです。

ご家庭でも、日常の音に耳を傾ける時間を設けてみてはいかがでしょうか。「この音は何の音かな?」「どんな気持ちになる音?」と問いかけることで、お子様の音への興味や感受性がさらに育つかもしれません。

次回は「片手での演奏」にチャレンジします。どのように教えていくか、今から楽しみです。

皆さまのレッスンの様子や、ご家庭での工夫についてのお話を、ぜひコメント欄でお聞かせください。一緒に、音楽の素晴らしさをお子様に届けていきましょう。

【特別なお知らせ】 もっと詳しく学びたい方、お子様の音楽教育に深く取り組みたい方に朗報です! 当教室では、発達障がい児(神経発達症)の音楽教育に特化した通信講座を開講しています。 専門的なノウハウと、ご家庭でも実践できる具体的な方法をお伝えする内容となっています。詳細は[こちらのリンク]からご確認いただけます。音楽を通じてお子様の可能性を広げる素晴らしい機会です。ぜひご検討ください。

詳しくはこちらです。

それでは、また次回お会いしましょう。音楽で溢れる素敵な1週間をお過ごしください!


あそびうたリトミックと音楽療育の違いとは?子どもの発達に役立つ方法を比較

あそびうたリトミックと音楽療育は、どちらも音楽を使った子どもの発達支援の方法ですが、そのアプローチや目的には違いがあります。この記事では、それぞれの特徴や違い、どのような子どもに適しているのかについて詳しく解説します。

日本の子どもたちがリトミック活動を楽しんでいるイラスト。子どもたちはカジュアルな服を着て、楽器を演奏したり、リズムに合わせて体を動かしている。


あそびうたリトミックとは?

あそびうたリトミックは、音楽を遊びの要素として取り入れ、子どものリズム感や音感、表現力を育てる教育法です。特に小さい子どもが楽しみながら自然に音楽と触れ合うことを目的としています。リズムに合わせて体を動かしたり、歌を歌ったりすることで、音楽への興味を引き出し、身体的な発達もサポートします。

  • 対象年齢: 乳幼児から小学生
  • 目的: リズム感、音感、表現力の育成
  • 活動内容: 歌に合わせて体を動かす、簡単な楽器を使ってリズム遊び、グループでの音楽活動

音楽療育とは?

音楽療育は、音楽を通じて心と体の発達をサポートする療法です。特に発達障害を持つ子どもや、感情表現が難しい子どもに効果的とされています。音楽のリズムやメロディーを通じて、感情の表現やコミュニケーション能力の向上を目指します。また、リラクゼーション効果も高く、心の安定にも寄与します。

  • 対象年齢: 幼児から成人まで幅広い
  • 目的: 感情表現、コミュニケーション能力の向上、心の安定
  • 活動内容: 音楽を聴いたり、楽器を演奏したりして自己表現を促進

あそびうたリトミックと音楽療育の違い

両者の違いは、主に「アプローチの目的」と「対象」にあります。あそびうたリトミックは、全ての子どもが楽しめる音楽体験を提供し、音楽の基礎的な感受性を育てます。一方、音楽療育は、特に発達障害や情緒の不安定な子どもたちの心理的な成長を促す目的で行われます。

  • あそびうたリトミック: 音楽を「遊び」として取り入れ、リズム感や表現力を楽しく学ぶ
  • 音楽療育: 音楽を「療法」として活用し、心理的な発達や感情表現を支援

どちらを選ぶべき?子どもの成長に合ったプログラムの選び方

あそびうたリトミックは、音楽を遊びながら自然に学べるので、すべての子どもにおすすめです。特に音楽への興味を引き出したい場合や、リズム感を育てたい場合に最適です。

一方、音楽療育は、発達障害を持つお子さんや、感情の表現が難しい子どもに効果があります。専門的なサポートが必要な場合には、音楽療育が適した選択となるでしょう。


まとめ

あそびうたリトミックと音楽療育は、どちらも音楽を使って子どもの成長をサポートする素晴らしい方法です。しかし、目的やアプローチに違いがあるため、子どものニーズに合った方法を選ぶことが大切です。どちらを選んでも、音楽がもたらすポジティブな影響は子どもの心と体に大きな成長をもたらします。

 オトキャン通信講座でおうちで学べる音楽体験を!

あそびうたリトミックや音楽療育に興味を持たれた方には、ぜひ「オトキャン通信講座」をおすすめします!「オトキャン」は、お子さんが自宅で楽しみながら音楽を学べる通信講座です。忙しい日常の中でも、気軽に音楽の力を取り入れて、リズム感や表現力を伸ばすことができます。

  • 自宅で学べる:時間や場所にとらわれず、家族みんなで楽しく音楽を学べる講座内容です。
  • 専門の講師によるサポート:経験豊富な講師が動画や教材を通じて、わかりやすく丁寧に指導します。
  • 多彩なプログラム:リズム遊びや歌、簡単な楽器の演奏など、お子さんの興味を引き出す内容が満載です。

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こんにちは、KEIKOです。今回は、自閉症のお子様向けピアノレッスンシリーズ第6回として、「音の長さを学ぶ」をテーマに、リトミックの要素を取り入れた楽しいレッスン方法をご紹介します。

自閉症のお子様にとって、音の長さという抽象的な概念を理解するのは難しい場合があります。そこで今回は、視覚、触覚、そして体全体を使って音の長さを感じ取る活動を通じて、お子様の感覚を刺激しながら、音楽の基礎を楽しく学んでいく方法をお伝えします。

視覚的アプローチ:音を「見る」

自閉症のお子様の多くは、視覚的な情報処理が得意です。この特性を活かし、音の長さを視覚的に理解できるよう工夫しました。

  • タブレットやホワイトボードを使用し、長い音には長い線、短い音には短い線を描きます。
  • 音を鳴らしながら線をなぞることで、視覚と聴覚を同時に刺激します。
  • 「この長い線は長い音だよ。短い線は短い音だね。」と声掛けしながら、理解を深めていきます。

触覚的アプローチ:音を「触る」

触覚を使って音の長さを感じる活動は、より具体的に音の概念を理解するのに役立ちます。

  • ボールや粘土など、形を変えられるものを使用します。
  • 「長い音のときは、このボールをゆっくり転がすよ。短い音は、ポンっと投げてね。」と指示します。
  • 手で音の長さを感じることで、より直感的な理解を促します。

体を使ったアプローチ:音を「動く」

全身を使って音の長さを表現することで、より深い理解と記憶につながります。

  • 「長い音が聞こえたら、ゆっくり歩いてみよう。短い音はその場でジャンプ!」と指示します。
  • 体の動きと音を結びつけることで、より直感的に音の長さを理解できます。
  • この活動は、運動能力の向上にも役立ちます。

構造化されたピアノ練習:音を「弾く」

最後に、実際にピアノを使って練習します。ここでも視覚的な手がかりを提供することが大切です。

  • 鍵盤に色シールを貼り、視覚的な手がかりを提供します。
  • 「青い鍵盤は長く押してね。赤い鍵盤は短く押すんだよ。」と指示します。
  • 色分けすることで、どの鍵盤をどのように弾くべきか、明確に理解できます。

まとめ

今回のレッスンでは、視覚・触覚・体性感覚など、多感覚を使ったアプローチで音の長さを学ぶことに挑戦しました。自閉症のお子様の特性に配慮しながら、具体的で分かりやすい方法を心がけています。

個々のお子様の反応を見ながら、適宜アプローチを調整していくことが大切です。ゆっくりと、でも着実に進歩しているお子様たちの姿に、心が温まる時間となりました。

ご家庭でも、日常生活の中で長い音と短い音を見つける遊びを取り入れてみてください。音楽への興味がさらに深まり、お子様の感性が豊かに育っていくことでしょう。

次回は「好きな音を見つける」をテーマに、音色の違いを探求します。お子様一人ひとりの個性が輝く瞬間を、一緒に見守っていけることを楽しみにしています。

音楽を通じて、お子様の可能性を広げていくこの旅を、これからも続けていきましょう。

あそびうたリトミック通信講座2級』の特長

この講座は、オンライン講座とは異なり、あらかじめ用意された教材を使い、ご家庭で自由に実践できるスタイルです。親子で無理なく、楽しみながらリトミックを学ぶことができるため、忙しいご家庭でも取り入れやすいのが特徴です。ご家庭の生活リズムに合わせて、音楽的な学びの時間を作ることができます。

リトミックの未来を広げよう

リトミックを自宅で実践することで、お子さまの音楽的発達をサポートし、将来の可能性を広げることができます。今、親子で音楽を楽しみながら学び、お子さまの未来を育てるこのチャンスをぜひ活用してみてください。

あそびうたリトミック通信講座2級』で、お子さまと一緒に新しい音楽の世界を開きましょう。

詳しくはこちらです。

KEIKOブランドのエレガントなロゴ - 明るい青色のリボンが特徴の立体的なロゴデザイン

こんにちは。KEIKOです。今日は、自宅でお子さまと一緒にリトミックを楽しむ方法についてお話しします。

親子でリトミックを学んでいる様子 - 自宅で音楽的発達をサポートするリトミック講座

リトミックは、音楽を通じて子どもたちの発達をサポートする素晴らしい教育法です。音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感協調性表現力、そして創造性を育むことができます。私自身、川崎で3歳クラスのリトミックを運営していた際に、多くの子どもたちがこのプログラムを通じて成長する姿を目の当たりにしました。

現在、その経験を基に、ご家庭でも簡単にリトミックを取り入れられる『あそびうたリトミック通信講座2級』を提供しています。お子さまの音楽的発達を自宅でサポートできるこの講座は、親子で一緒に楽しめる内容です。忙しい日々の中でも、親子で音楽を通じた学びの時間を作ることができます。

自宅でのリトミック学習の効果

リトミックは、音楽と体の動きを組み合わせることで、お子さまのリズム感集中力表現力を育てます。例えば、春の課題「どうぞのいちご」では、リズムに合わせて体を使って表現する楽しさを学びます。夏の課題「あめふりがえるのあまがえる」では、物語性のある楽曲を通じて想像力を刺激しながらリズムを感じます。これらの活動を自宅で取り組むことで、お子さまの音楽的な成長をサポートし、楽しい学びの時間を提供します。

親子で楽しむリトミック

リトミックは、親子で一緒に取り組むことで、家族の絆を深める効果もあります。音楽を通じたコミュニケーションが生まれ、お子さまの自己表現力も伸びていくでしょう。また、音楽を通じてお子さまの感情や想像力を引き出し、自然な形で社会性も身につけることができます。

あそびうたリトミック通信講座2級』の特長

この講座は、オンライン講座とは異なり、あらかじめ用意された教材を使い、ご家庭で自由に実践できるスタイルです。親子で無理なく、楽しみながらリトミックを学ぶことができるため、忙しいご家庭でも取り入れやすいのが特徴です。ご家庭の生活リズムに合わせて、音楽的な学びの時間を作ることができます。

リトミックの未来を広げよう

リトミックを自宅で実践することで、お子さまの音楽的発達をサポートし、将来の可能性を広げることができます。今、親子で音楽を楽しみながら学び、お子さまの未来を育てるこのチャンスをぜひ活用してみてください。

あそびうたリトミック通信講座2級』で、お子さまと一緒に新しい音楽の世界を開きましょう。

詳しくはこちらです。

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こんにちは!KEIKOです。

今日は、放課後デイサービスでのリトミック&ピアノレッスンについてご紹介します。

リトミックピアノレッスンで5本の指で指番号を学ぶ女の子と先生

今回のレッスンでは、私が作成した新しいストーリーブック「楽しいピアノ、指番号を覚えてどんどん上手になろう」を使用して、子供たちと楽しく学びました。

このストーリーブックは、ピアノを1本指で弾いていた子供たちが、リトミックの要素を取り入れながら、指番号を覚えて5本の指を正しく使うことを目的としています。主人公のリナちゃんがピアノの練習を通じて成長するストーリーが描かれており、子供たちも自然とリナちゃんに共感し、楽しくピアノを学べるようになっています。

今日のレッスンでは、リトミックを通じて音楽に合わせたリズム感や動きを体験しながら、ピアノの正しい指使いに挑戦しました。ストーリーを読み進めることで、子供たちは集中して鍵盤に向かい、リトミックのリズム感とピアノのテクニックが融合したレッスンに大きな成果が見られました。

このストーリーブックは、リトミックとピアノの学びを組み合わせ、子供たちが楽しく音楽に取り組めるように工夫されています。特に、指番号の習得を目指す子供たちに最適な教材です。

そして、このストーリーブックはもうすぐ販売開始となります!リトミックを取り入れたピアノレッスンに興味がある方は、ぜひご家庭で活用してみてください。

これからも、音楽とリトミックを通じて、子供たちの成長をサポートするレッスンを続けていきます。次回のレッスンも楽しみです!

🎶 リトミック通信講座のご案内
私のリトミック通信講座では、音楽と動きを組み合わせたピアノ教育の基本を学ぶことができます。子どもたちの感覚を豊かに育てるレッスンをぜひ一緒に体験してみませんか?詳細は以下のリンクからどうぞ!


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